春だけの香りを閉じ込める。ROKU〈六〉を彩る「桜」の浸漬
工房録 03

春だけの香りを閉じ込める。ROKU〈六〉を彩る「桜」の浸漬

2026.08.03

春になると、日本各地で咲き誇る桜。
その美しさは目で楽しむだけでなく、香りとしてお酒に閉じ込めることもできます。

桜が最も美しく豊かな香りを放つ状態である七分咲きの状態を見極め、ひとつひとつ手摘みで収穫。
収穫された桜花が、大阪工場スピリッツ・リキュール工房の浸漬タンクに入れられるまでおよそ26時間。
収穫からはじめるものづくりのこだわりを是非ご覧ください。

 

サントリー大阪工場では、ジャパニーズクラフトジン ROKU〈六〉に使用するボタニカルの一つである桜も、その魅力を最大限に引き出すため、
「浸漬(しんせき)」という工程を経て香りを抽出しています。

 

浸漬とは、ベースとなるスピリッツに素材を漬け込み、香りや味わいを丁寧に引き出す製法
咲いたばかりの花が持つ華やかでやさしい香りは、時間や温度によって少しずつ表情を変えていきます。そのため、素材の状態を見極めながら、一つひとつ丁寧に浸漬を行います。

 

また、ROKU〈六〉では、桜の花だけではなく、桜葉も使用しています。花がもたらす華やかさと、葉が持つやわらかな甘い香り。
それぞれを活かしながら、日本ならではの春を感じられる香味へと仕上げています。

 

大阪工場で行われる浸漬は、「ただ花を漬ける」だけではありません。どのタイミングで素材を使用するのか。どれくらいの時間漬け込むのか。どのような香りを目指すのか。

職人たちは、その年の素材と向き合いながら最適な条件を見極め、一つひとつ調整を重ねています。
春は毎年訪れますが、桜は毎年少しずつ違う表情を見せます。

 

だからこそ、ものづくりにも「その年だけ」の答えがあります。ROKU〈六〉のグラスから立ち上る、ふわりとやさしい桜の香り。
その一滴の背景には、季節の素材と向き合いながら香りを引き出す、大阪工場のものづくりがあります。

 

春にROKU〈六〉を味わうときは、ぜひその香りの奥にある職人たちの仕事にも思いを巡らせてみてください。

 

この記事で取り扱った商品

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大阪リキュール・
スピリッツ工房の見学

春だけの香りを閉じ込める。ROKU〈六〉を彩る「桜」の浸漬
今回ご紹介したROKU〈六〉は大阪リキュール・スピリッツ工房で造られています。
実際にどのように作られるのか、その工程をぜひご覧ください。
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